フエンテ・デ・カントス(Fuente de Cantos)は、スペイン・エストレマドゥーラ州バダホス県のムニシピオ(基礎自治体)。
地理
フエンテ・デ・カントスは旧国道N-630号線(高速道路A-66号線)で、県都バダホスからおよそ100km、州都メリダからはおよそ80kmの距離にある。テントゥディーア(Tentudía)地区にあり、サフラ司法管轄区に属する。また、宗教的にはメリダ=バダホス大司教区(Archidiócesis de Mérida-Badajoz)に属する。
人口
経済
フエンテ・デ・カントスの経済基盤は基本的に第一次産業にあり、灌漑農業と牧畜業である。
政治
自治体首長はエストレマドゥーラ国民党(Partido Popular de Extremadura)のカルメン・パガドール・ロペス(Carmen Pagador López)で、自治体評議員は、エストレマドゥーラ国民党:7、エストレマドゥーラ社会労働党(Partido Socialista Obrero Español de Extremadura):4、IFC(Independientes por Fuente de Cantos、フエンテ・デ・カントスのための独立者たち、ローカル政党):2となっている(2011年5月22日の自治体選挙結果、得票順)。
司法行政
フエンテ・デ・カントスはサフラ司法管轄区に属す。
名所・史跡
- ヌエストラ・セニョーラ・デ・ラ・グラナーダ教会 - 教会は15世紀建造のバロック様式で、マヌエル・ガルシーア・デ・サンティアーゴの手になる祭壇は見事である。
- カルメル会修道院 - 17世紀建造。
- ヌエストラ・セニョーラ・デ・ラ・エルモーサ礼拝堂 - 18世紀建造。
- サン・フアン・デ・レトラン礼拝堂 - 16世紀建造。
- ロス・カスティジェッホス遺跡(Yacimientos arqueológicos de "Los Castillejos") - 二つの丘に広がっている銅器時代の遺跡。壁に囲まれた住居跡が残されている。
祭り
- チャンファイーナ祭り(Fiesta de la chanfaina) - 伝統料理の祭りで、4月の最終日曜日に行われる。州の観光名所(Fiestas de Interés Turístico de Extremadura)に指定されている。
- サン・イシドロ・ラブラドール巡礼祭り - 5月15日のある週に行われる。州の観光名所に指定されている
出身著名人
- フランシスコ・デ・スルバラン(1598年 - 1664年)- バロック期の画家。
脚注
外部リンク
- 公式ウェブサイト


