林 彦峰(リン・イェンフォン、1985年5月22日 - )は、台湾(中華民国)の台北市出身の元プロ野球選手(投手)。右投右打。NPBでは育成選手であった。
経歴
プロ入り前
台北市の私立華興中学卒業後、合作金庫、国立体育学院でプレーした。
プロ入りとフィリーズ傘下時代
2006年にアマチュアFAでフィラデルフィア・フィリーズと契約。
2008年まで傘下のマイナーリーグ(ルーキーリーグ及びA級)でプレー。
成棒隊時代
2009年には台北市成棒隊に所属し、IBAFワールドカップのチャイニーズタイペイ代表選手に選ばれている。
日本球界時代
2010年、千葉ロッテマリーンズに育成選手として入団。
2011年11月7日発表の育成選手契約保留者には名前を連ねていたが、11月18日に自由契約公示。日本球界では2年間で二軍戦に3試合出場した。
CPBL時代
2011年の中華職業棒球大聯盟のドラフト会議にて、興農ブルズ(後の義大ライノズ)から2位指名を受け、2012年1月15日に契約した。
2012年9月21日に、第3回WBC予選のチャイニーズタイペイ代表が発表され代表入りしている。11月には、第3回WBC予選前にキューバ代表との国際親善試合であるサンダーシリーズのチャイニーズタイペイ代表に選出されている。
以後は年々成績が悪くなり、2015年12月4日に陽建福、羅政龍、蔡欣宏、曾冠儒、楊智喬、蘇建榮、李家駒とともに戦力外通告を受けた。 12月31日に、Lamigoモンキーズと契約した。背番号は「87」。
2016年はシーズンを通じて一軍戦に出場することなく、シーズン終了後に戦力外通告を受け現役を引退した。
詳細情報
年度別投手成績
- 興農(興農ブルズ)は、2013年に義大(義大ライノズ)に球団名を変更
背番号
- 122 (2010年 - 2011年)
- 16 (2012年 - 2015年)
- 87 (2016年)
代表歴
- 2013 ワールド・ベースボール・クラシック・チャイニーズタイペイ代表
関連項目
- 台湾の人物一覧
- 千葉ロッテマリーンズの選手一覧
- アジア・オセアニア・アフリカ出身の日本プロ野球外国人選手一覧#台湾
脚注
外部リンク
- 選手の通算成績と情報 Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
- 選手の各国通算成績 CPBL




