ハスシアコスクス(学名:Hassiacosuchus)は、メッセル採掘場で化石が発見されている、ドイツの下部始新統から産出する絶滅した小型のアリゲーター上科の属。1935年に K. Weitzel が命名しており、タイプ種は H. haupti である。第二の種である H. kayi はアメリカ合衆国ワイオミング州の下部始新統から産出した標本に基づいて C.C. Mook が1941年に命名したが、本種は1967年に Wasserug と Hecht が1967年にプロカイマノイデアに再分類した。なお、ハスシアコスクスはアログナトスクスと同属である可能性があるが、Christopher Brochu は本属を有効な属として扱うことを推奨している。
以下のクラドグラムは Cossette & Brochu (2020) の研究に基づき、アリゲーター上科内におけるハスシアコスクスの系統的位置を示す。
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