『ヘッドライト』は、1962年10月4日から同年12月27日まで、日本テレビ系列にて放映されたテレビドラマ。
なお本項では、この続編として1963年1月3日から同年4月11日まで放映された『青年弁護士』(せいねんべんごし)についても説明。
概要・ストーリー
青年弁護士であり、私立探偵も兼ねる伊達一郎は、トップ屋の坂本浩、神経科インターンの女医・滝はる子らと協力し、弁護士の職分は守りながらも様々な事件と向き合い、事件解決に活躍していく。
1963年1月3日から、キャストや主題歌などはほぼそのままでタイトルが『青年弁護士』となる。この作品からは、事件や裁判などに向き合う弁護士としての伊達を描くことが主となる。
本作は、いすゞ自動車の一社提供で放映された。いすゞは1959年10月から1962年3月まで土曜22:00で放送されたドキュメンタリー番組『日本の年輪 風雪二十年』の後、半年のブランクを経ての提供だった。
本作終了後の日本テレビ木曜20時枠は定時番組を置かず、プロ野球中継または映画番組を編成、そして10月からは歌謡番組『百万ドルの饗宴』を開始、次にこの枠で現代劇が放送されるのは、5年半後の1968年10月3日開始の『泥棒育ち ドロボーイ』である。また本作終了後、いすゞ提供枠は火曜21:45 - 22:15に移動し、『男嫌い』(主演:越路吹雪ほか)を開始した。
放映データ
- 放映期間:
- 1962年10月4日 - 1962年12月27日(ヘッドライト)
- 1963年1月3日 - 1963年4月11日(青年弁護士)
- 放映曜日・放映時間帯:毎週木曜日20時 - 20時45分
- 放映話数:全13話(ヘッドライト)、全13話(青年弁護士)、計26話
- 放映形式:モノクロ16mmフィルム
スタッフ
- 企画:中田春雄
- 脚本:内田弘三、大和久守正、柳川創造、布勢博一、小沢洋、藤村正太、片岡薫、服部正美、西沢治、大津皓一、若尾徳平
- 監督:佐伯清、関川秀雄、佐藤肇、島津昇一、赤坂長義、土居通芳、伊賀山正光、飯塚増一、若林幹
- 助監督:奥中惇夫、中村経美 他
- 撮影:土屋俊忠
- 照明:吉岡伝吉
- 録音:森武憲
- 美術:有隅徳重
- 編集:鈴木寛、渡辺秀夫
- 進行:高山篤、鈴木善喜
- 音楽:塚原晢夫
- 監修:日本テレビ
- 制作:東映株式会社
主題歌
『ヘッドライト』 歌:竹田公彦 (作詞:宮澤章二、作曲:塚原晢夫 ポリドール)
キャスト
- 中山昭二(伊達一郎)
- 亀石征一郎(坂本浩)
- 宮園純子(滝はる子)
- 岡本四郎(久里博 = 伊達の助手)
- 清水通子(恵子)
- 神田隆(野村部長刑事)
- 他
放映リスト
「ヘッドライト」
「青年弁護士」
脚注
注釈
出典




